麻の中の蓬
【読み】 | あさのなかのよもぎ |
【意味】 | 麻の中の蓬とは、善人と交われば、自然に感化されて善人になることのたとえ。良い環境によって善が生ずることのたとえ。 |
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【麻の中の蓬の解説】
【注釈】 | まっすぐに伸びる麻の中に生えれば、曲がりやすい蓬も影響を受けてまっすぐに伸びることから。 『荀子・勧学』に「蓬麻中に生ずれば扶けずして直し」とあるのに基づく。 「麻中の蓬(まちゅうのよもぎ)」ともいう。 |
【出典】 | 『荀子』 |
【注意】 | - |
【類義】 | 麻に連るる蓬/朱に交われば赤くなる/虱は頭に処りて黒し/墨に近づけば必ず黒く朱に近づけば必ず赤し/炭屋の丁稚は黒くなる/善悪は友による/丹の蔵する所の者は赤し/血にまじれば赤くなる/人は善悪の友による/水は方円の器に随う/藪の中の荊/蓬、麻中に生ずれば扶けずして直し |
【対義】 | - |
【英語】 | Keep good men company and you shall be of the number.(善人とつき合えば善人の仲間になれる) |
【例文】 | 「麻の中の蓬というもので、よい親友ができてから息子は変わった」 |
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【分類】
- 人間関係 > 友人・仲間・付き合い
- 生活・暮らし > 環境・習慣