後の祭り

後の祭りの解説

【読み方】
あとのまつり

【意味】
後の祭りとは、時期に間に合わないこと。手遅れのこと。効を失うこと。

【注釈・由来】
京都八坂神社の祇園祭の「あとの祭り」は、山鉾も出ず賑やかさがなく、見に行っても意味がないことから。
また、故人の霊を祭る葬式や法事などのことで、亡くなった後に盛大な儀式をしても仕方ないことからなどの説がある。

【出典】

【例文】
・今さら嘆いても後の祭りだよ。自分自身の裏切りのせいで、奥さんに三行半を突きつけられたんだろう。
・事故の話を聞いて急いで駆けつけたが、着いた時には後の祭りだった。
・あの時ああしておけばと後悔したところで、今となっては後の祭りだ。

【注意】

後の祭りの関連語

【類義語】
後薬/証文の出し遅れ/六日の菖蒲、十日の菊

【対義語】

【英語のことわざ】
・a day after the fair.(縁日の翌日)
・The bird is flown.(鳥は飛んで行ってしまった)

【索引語】
祭り

【分類】
人生・社会 > 時代・時機,失敗・落ちぶれる

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