馬耳東風

【読み】 ばじとうふう
【意味】 馬耳東風とは、人の意見や批判などを心にとめず、聞き流すことのたとえ。

【馬耳東風の解説】

【注釈】 「東風」は春風のことで、暖かい春の風が馬の耳元に吹いてきても、馬は何も感じないことから。
李白の詩『答王十二寒夜独酌有懐』にある「世人聞此皆掉頭、有如東風射馬耳(世間の人はせっかく作った詩賦を聞いても皆頭を振ってわからないと言う。それはまさに春風が馬の耳に吹きかかるようなものだ)」から。
【出典】 李白・詩『答王十二寒夜独酌有懐』
【注意】 「馬耳東風」を無関係の意として使うのは誤り。
誤用例 「テレビでは朝から晩まであの事件の話題でもちきりだが、自分にとっては馬耳東風だ」
【類義】 犬に念仏猫に経/犬に論語/兎に祭文/牛に経文/牛に説法馬に銭/牛に対して琴を弾ず/馬に経文/馬の耳に風馬の耳に念仏蛙の面に水豚に念仏猫に経柳に風
【対義】
【英語】 To talk to the wind.(風に向かってしゃべる)
In at one ear and out at the other.(一方の耳から入って片方から出る)
【用例】 息子 「今日のおかず何?」
母  「焼き魚」
息子 「育ち盛りの高校生なんだから、そんなんじゃ足りないっていつも言ってるでしょ!もっと肉を出しておくれよ」
母  「そうだねえ」
息子 「母ちゃんみたいに肥えてたら、もう肉はいらないだろうけどさ」
母  「あらやだ、失礼なこと言うわねえ」
息子 「だから夕飯のおかずはこれから毎日肉にして!」
母  「そうねえ」
息子 「本当にわかってる?」
母  「わかってるわよ~」
息子 「じゃあ今日は何作ってくれるの?」
母  「ハンバーグ」
息子 「やったー!」
母  「ハンバーグといっても、お母さんあんたに太ってるって言われたから、豆腐ハンバーグにするけどね」
息子 「ハァ?マジ豆腐(馬耳東風)ー!?」

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