八面六臂

八面六臂の解説

【読み方】
はちめんろっぴ

【意味】
八面六臂とは、多方面でめざましい活躍をすることのたとえ。また、一人で何人分もの働きをすることのたとえ。

【注釈・由来】
八面六臂の「臂」は、「肘(ひじ)」や「腕」を意味する。
三つの顔と六つの腕を持つ仏像を「三面六臂」といい、傑出した手腕や力量を持つことにたとえて使われる。
この「三面六臂」が転じて「八面六臂」になったもので、「八面六臂」という仏像は実在しない。

【出典】

【例文】
・彼が八面六臂の活躍をするスターになるとは思ってもみなかった。
・災害が起きたとき、あの町の町長は八面六臂の働きをしてくれた。
・八面六臂の活躍をしてみせると言って早三年、いまだ鳴かず飛ばずの下積み生活を送っている。

【注意】

八面六臂の関連語

【類義語】
三面六臂/八天狗を働く

【対義語】

【英語のことわざ】
・He is able all around.(彼はあらゆる方面で能力のある人だ)

【索引語】

【分類】
学問・才能・能力 > 兼ね備える
状態・程度 > 勢いがある・活気づく

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