張り子の虎

張り子の虎の解説

【読み方】
はりこのとら

【意味】
張り子の虎とは、主体性がなく人の言うことにただ頷いている人や、首を動かす癖がある人のこと。また、弱いくせに虚勢を張っている人のたとえ。

【注釈・由来】
張り子の虎は、虎の形をした首の動くおもちゃのこと。
よく首が振り動く仕組みになっていることから、首を振る癖がある人や、ただ頷くだけの人のたとえとなった。
また、見かけは虎だが、紙で出来ていて中が空洞であることから、見掛け倒しの人をあざけっていう。

【出典】

【例文】
・あの人はいつも自分の意見がなくて、まるで張り子の虎だ。
・張り子の虎のように首を動かす癖が気になって仕方ない。
・偉そうにしていても、所詮は張り子の虎だ。

【注意】

張り子の虎の関連語

【類義語】
張り抜きの虎/付和雷同虎の威を借る狐/虚勢を張る/綺羅を張る/擬勢を張る/食わぬ腹肥やす

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
張り子

【分類】
生活・暮らし > 環境・習慣
性格・気質 > 軽率,傲慢
行動・動作 > いろいろな動作
状態・程度 > 弱い

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