意馬心猿

意馬心猿の解説

【読み方】
いばしんえん

【意味】
意馬心猿とは、煩悩や欲望のために、心の乱れを抑えがたいことのたとえ。

【注釈・由来】
「意馬」は、激しく走り回る馬のように、気持ちが落ち着かないこと。
「心猿」は、激しくわめき騒ぐ猿のように、気持ちが落ち着かないこと。
意馬心猿は、乱れ動く心を、奔走する馬と騒ぎ立てる猿にたとえ言葉。
『参同契』に「如し其れ心猿定まらず、意馬四馳すれば、則ち神気外に散乱す」とある。

【出典】

【例文】
道徳に反することだと頭では理解できていても、意馬心猿の情に自分を律することができなくて、過ちを犯してしまった。

【注意】

意馬心猿の関連語

【類義語】
心猿意馬/心の馬/心の猿

【対義語】
明鏡止水虚心坦懐

【英語のことわざ】

【索引語】
意馬心猿

【分類】
感情・心理 > 欲する,煩悩

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