一刻千金
【読み】 | いっこくせんきん |
【意味】 | 一刻千金とは、わずかな時間が大切であることのたとえ。貴重な時間や楽しい時間が過ぎ去りやすいことを惜しむことば。 |
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【一刻千金の解説】
【注釈】 | 「一刻」とは、わずかな時間のこと。 「千金」とは、千両、大金のこと。転じて、非常に価値があること。 蘇軾の詩『春夜』に「春宵一刻直千金、花に清香有り月に陰有り(春の夜の趣は千金に値するほどすばらしい。花は清らかな香りを放ち、月はおぼろに霞んでいる)」とあるのに基づく。 |
【出典】 | 蘇軾・詩『春夜』 |
【注意】 | 「一攫千金」と混同し、一度に巨額の利益を得る意味で使うのは誤り。 誤用例「一刻千金を狙って一か八かの賭けに出た」 |
【類義】 | 一寸の光陰軽んずべからず/光陰矢のごとし/春宵一刻値千金/時は金なり |
【対義】 | - |
【英語】 | Time is money.(時は金なり) |
【例文】 | 「一刻千金にも値する素晴らしいライブだった」 |
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