引導を渡す

引導を渡すの解説

【読み方】
いんどうをわたす

【意味】
引導を渡すとは、最終的な宣告をして諦めさせること。

【注釈・由来】
「引導」は、もと仏教語で、葬儀の際、僧が死者の霊を迷わず悟りの道へ導くために唱える経文・法語のこと。
引導を渡して死を逃れられないことを相手にわからせる意味から、相手が諦めるように促したり、縁を切ることの意味でも用いるようになった。

【出典】

【例文】
・治療を続けてもこれ以上症状が良くならないと、医者から引導を渡された。
・本人のためにも引導を渡したほうがいいだろう。
・夫が生活費までギャンブルに注ぎ込むので、引導を渡すことにしました。

【注意】
「印籠を渡す」というのは誤り。

引導を渡すの関連語

【類義語】

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
引導渡す

【分類】
人間関係 > 戒める・励ます
人生・社会 > 生・死

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