一頭地を抜く
【読み】 | いっとうちをぬく |
【意味】 | 一頭地を抜くとは、他より頭ひとつぬき出ていること。また、学問や芸術などが他の多くの人より一段とすぐれていること。 |
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【一頭地を抜くの解説】
【注釈】 | 他の人より頭ひとつ分だけ抜きん出ていることから。 「一頭」は、頭ひとつ分の高さのこと。 「地」は、漢文で語尾に添えて語調を整える助辞なので実質的な意味はなく、「一頭地」も「一頭」と同じ意味。 『宋史・蘇軾伝』に「吾当に此の人一頭地を出すを避くべし」とあるのに基づく。 「一頭地を出す(いだす)」「一頭地を擢ず(ぬきんず)」ともいう。 |
【出典】 | 『宋史』 |
【注意】 | 「一頭地」を「一等地」と書くのは誤り。 「一頭、地を抜く」と区切るのは誤り。 |
【類義】 | - |
【対義】 | - |
【英語】 | - |
【例文】 | 「彼女の存在感は、子役の中でも一頭地を抜く」 |
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