捲土重来

捲土重来の解説

【読み方】
けんどちょうらい

【意味】
捲土重来とは、一度敗れた者が態勢を立て直し、再び勢力を盛り返すこと。

【注釈・由来】
「捲土」は砂埃を巻き上げるという意味。「重来」は再びやって来ることで、捲土重来は、砂埃を巻き上げるごとく、すさまじい勢いで重ねてやって来るの意味から。
「巻土重来」と書いたり、「けんどじゅうらい」といったりもする。

【出典】
杜牧『題烏江亭』

【例文】
・前回の大敗を糧に、捲土重来を果たした。
・負けた悔しさをばねに、捲土重来を期して頑張ります。
・今回の選挙も捲土重来とはいかず、落選してしまった。

【注意】
砂埃を巻き上げて襲来してくるという意味で使うのは誤り。
誤用例 「捲土重来しながら敵が攻めてきた」

捲土重来の関連語

【類義語】
土を捲いて重ねて来たる/起死回生/起死再生/煎り豆に花が咲く七転八起七転び八起き

【対義語】
再起不能/一蹶不振/一蹶不興

【英語のことわざ】

【索引語】
捲土重来

【分類】
人間関係 > 勝敗
感情・心理 > 奮起
状態・程度 > 勢いがある・活気づく

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