槿花一日の栄

槿花一日の栄の解説

【読み方】
きんかいちじつのえい

【意味】
槿花一日の栄とは、この世の栄華が、はかなくむなしいことのたとえ。

【注釈・由来】
「槿花」とは、ムクゲの花のこと。
ムクゲは夏から秋にかけて咲く花で、朝開いて夕方しぼむことから、はかないもののたとえとして使われる。
人の盛りの華やかさも、ムクゲの花と同じようにはかないものだということ。

【出典】
白居易・詩『放言』

【例文】
槿花一日の栄というから、一分一秒を無駄にしないで生きたい。

【注意】

槿花一日の栄の関連語

【類義語】
槿花一晨の栄え/槿花一朝の夢/槿花一日/朝顔の花一時/朝顔は晦朔を知らず/花一時人一盛り

【対義語】

【英語のことわざ】
・Today a man, tomorrow a mouse. (今日は人間、明日はネズミ)

【索引語】
槿花一日

【分類】
人生・社会 > 世の儚さ

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