軌を一にする

軌を一にするの解説

【読み方】
きをいつにする

【意味】
軌を一にするとは、考え方や方向を同じくする。また、世の中や国が統一されていることのたとえ。

【注釈・由来】
「軌」は、車輪の跡、わだち、車の輪と輪の間隔の意。
考え方や方向を同じくする意味は、車輪の通った後を同じにするところから。
国が統一されていることは、各地の車の両輪の幅を同一にするの意味から。

【出典】
考え方や方向の意は、『北史』
国の統一意は、韓愈『秋懐詩』其一

【例文】
・同じ目標に向かって軌を一にする。
・彼らの考え方は軌を一にしている。
・日米が軌を一にして経済対策を打つ必要がある。

【注意】
「気を一にする」や「機を一にする」と書くのは誤り。

軌を一にするの関連語

【類義語】
揆を一にする/揆を同じゅうする

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
する

【分類】
人生・社会 > 政治・支配・権力
状態・程度 > 一致

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