三日坊主

三日坊主の解説

【読み方】
みっかぼうず

【意味】
三日坊主とは、非常にあきっぽく、長続きしないことのたとえ。また、そのような人のこと。

【注釈・由来】
僧の修業というものは、早朝からお勤めが始まり、食事も粗食で規則正しい生活を強いられる。
出家しても、中途半端な気持ちでは修業の厳しさを乗り越えられず、三日経ったら還俗(出家した人が再び俗人に戻ること)してしまう人がいることから出来た言葉。

【出典】

【例文】
・日記をつけても三日坊主、ダイエットを始めても三日坊主、寝る前の腹筋も三日坊主に終わった。僕は何をやっても駄目だ。
・三日坊主でも痩せられるダイエットなんて、体に悪いか、羊頭狗肉じゃないの?
・三日坊主な人でも飽きずに続けられると聞いて始めた趣味も、二日で飽きてしまった。

【注意】
三日天下」と混同して使うのは誤り。
誤用例 「首席で入学したのに、学校が始まってすぐの試験では、もう100番台まで下がった。トップでいれたのは三日坊主だった」

三日坊主の関連語

【類義語】
三日の馬飼い三日芝居三日御座る猫の魚辞退狸の念仏兎の糞兎の股引船頭の一時艪三月庭訓石に腰掛ける乞食の嫁入り尻切れとんぼ熱しやすく冷めやすい一暴十寒蛇稽古

【対義語】
石の上にも三年

【英語のことわざ】
・Soon hot, soon cold.(熱しやすいものは冷めやすい)

【索引語】
三日坊主

【分類】
性格・気質 > 怠惰

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