二階から目薬
【読み】 | にかいからめぐすり |
【意味】 | 二階から目薬とは、物事が思うようにいかず、もどかしいさま。また、回りくどくて効果が得られないことのたとえ。 |
スポンサーリンク
【二階から目薬の解説】
【注釈】 | 二階にいる人が階下にいる人に向けて目薬をさそうとしても、あまりにも遠すぎて的中しないことから。 『上方(京都)いろはかるた』の一つ。 |
【出典】 | - |
【注意】 | 「まぐれ当たり」という意味で用いるのは誤り。 誤用例 「まさか宝くじで1等を当てるとは、二階から目薬のような確率だ」 |
【類義】 | 隔靴掻痒/靴を隔てて痒きを掻く/月夜に背中焙る/天井から目薬/灯明で尻を焙る/遠火で手を焙る/二階から尻焙る/杯水車薪/御簾を隔てて高座を覗く/焼け石に雀の涙/焼け石に水 |
【対義】 | 麻姑掻痒 |
【英語】 | Far water does not put out near fire.(遠くの水は近くの火を消さない) |
【例文】 | 「会社を再生するには、二百万円あったところで二階から目薬というものだ」 |
スポンサーリンク
|