思い立ったが吉日の解説
【読み方】
おもいたったがきちじつ
【意味】
思い立ったが吉日とは、何かをしようと決意したら、そう思った日を吉日としてすぐに取りかかるのが良いということ。
【注釈・由来】
何か物事を始めようと思ったら、日を選ばずにただにち着手するのが良いという教え。
「吉日」とは、暦によって知る縁起の良い日のことだが、このことわざでは物事をするのに良い日のこと。「きちにち」とも読むが、現在では「きちじつ」と読むのが一般的。
【出典】
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【例文】
来月からとか、値上がりしたらとか言ってないで、さっそく今日から禁煙を開始しよう。思い立ったが吉日と言うからな。
【注意】
「思いついたが吉日」というのは誤り。
思い立ったが吉日の関連語
【類義語】
思い立ったら吉日/思い立つ日が吉日/善は急げ/好機逸すべからず/旨い物は宵に食え/思い立つ日に人神なし/今日なし得ることは明日に延ばすな/今日の一針、明日の十針/好いた事はせぬが損
【対義語】
物には時節
【英語のことわざ】
・There is no time like the present.(現在に勝る時はない)
・Never put off till tomorrow what you can do today.(今日できることを明日に延ばすな)
・Procrastination is the thief of time.(遅延は時間泥棒だ)