鬼に金棒

鬼に金棒の解説

【読み方】
おににかなぼう

【意味】
鬼に金棒とは、強いものが何かを得て、さらに強くなることのたとえ。

【注釈・由来】
素手であっても元々強い鬼にはかなわないのに、鉄の棒まで加わったらますます強くなって立ち向かうことなどできないことから、強いものが良い条件を得て一段と強くなることをいう。
「鬼に鉄棒」とも書く。
江戸いろはかるた』の一つ。

【出典】

【例文】
・中学生の時からスカウト団に目をつけられている豪腕のピッチャーに、高校生とは思えぬ打撃力をもつチームだ。ここに優秀な監督が来てくれれば、鬼に金棒というもの。
・彼がうちの会社に入ってくれれば、鬼に金棒、虎に翼というものだ。
・彼女の歌声に表現力が加われば鬼に金棒だろう。

【注意】

鬼に金棒の関連語

【類義語】
鬼に金棒、弁慶に薙刀/鬼に鉄撮棒/鬼に金梃/鬼に鉄杖/鬼に金もたす/弁慶に薙刀/得手に棒/虎に翼/獅子に鰭/竜に翼を得たる如し/氷に霜/走り馬にも鞭駆け馬に鞭/飛脚に三里の灸/強飯に胡麻塩

【対義語】
餓鬼に苧殻

【英語のことわざ】
・That makes it double sure.(それのおかげで確実性が倍になる)

【索引語】
金棒

【分類】
人間関係 > 勝敗
学問・才能・能力 > 兼ね備える
状態・程度 > 勢いがある・活気づく,強い

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