女心と秋の空

女心と秋の空の解説

【読み方】
おんなごころとあきのそら

【意味】
女心と秋の空とは、変わりやすい秋の空模様のように、女性の気持ちは移り気だということ。

【注釈・由来】
男心と秋の空」を女心に変えたもので、江戸時代の用例は「女心」よりも「男心」の方が圧倒的に多い。
「男心と秋の空」は主に女性に対する男性の愛情が変わりやすいことをいうが、「女心と秋の空」は男性に対する愛情に限らず、感情の起伏が激しいことや移り気なことをいう。

【出典】

【例文】
・女心と秋の空とは言うが、あんなに仲良かったカップルなのに、まさか彼女に他に好きな人ができただなんて驚きだ。
・女心と秋の空というもので、彼女の本当の気持ちがどこにあるのか掴みきれない。
・女心と秋の空で、ころころ変わる彼女の態度に嫌気がさした。

【注意】

女心と秋の空の関連語

【類義語】
おなごの心と秋の空/秋の空と女の心は七度変わる/秋の日和と女の心は日に七度変わる/女心と冬の風/女性は風のように気が変わり易い/女の心は猫の目/女郎の心と秋の空/女は地獄の使い/測り難きは人心/分からぬものは夏の日和と人心

【対義語】
男心と秋の空/夫の心と川の瀬は一夜に変わる

【英語のことわざ】
・A woman’s mind and winter wind change often.(女心と冬の風は変わりやすい)
・A woman’s mind is always mutable.(女はいつも移り気)

【索引語】
女心

【分類】
人間関係 > 夫婦・男女
状態・程度 > 変化する,不安定

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