大男総身に知恵が回りかね

大男総身に知恵が回りかねの解説

【読み方】
おおおとこそうみにちえがまわりかね

【意味】
大男総身に知恵が回りかねとは、体ばかりが大きくて愚鈍な男をあざけっていう言葉。

【注釈・由来】
「総身」とは、からだ全体、全身のこと。
大男は体が大きい分、全身に知恵がいきわたらず、何事にも愚鈍であるといった言葉。
川柳の形式になっているが、川柳関係では出典が見られない。

【出典】

【例文】
大男総身に知恵が回りかねで、自分は体の大きさと体力以外には自信がない。

【注意】

大男総身に知恵が回りかねの関連語

【類義語】
独活の大木/大男の殿/大男の見かけ倒し/大きい大根は辛くない

【対義語】
小男の総身の知恵も知れたもの/小人に鈍なし/山椒は小粒でもぴりりと辛い/小さくとも針は呑まれぬ/細くても針は呑めぬ

【英語のことわざ】
・Big head, little wit.(大頭に小知恵)
・Seldom is a long man wise or a low man lowly.(背の高い利口者や背の低い謙遜家はめったにいない)

【索引語】
大男総身知恵回りかねる

【分類】
生活・暮らし > 外見・身なり
学問・才能・能力 > 愚か・能力がない
状態・程度 > 大きい

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