お茶を濁す

お茶を濁すの解説

【読み方】
おちゃをにごす

【意味】
お茶を濁すとは、いいかげんなことや適当なことを言ったりしたりして、一時しのぎにその場を取り繕うこと。

【注釈・由来】
「濁す」は「曖昧にする」という意味。
茶の湯の作法を知らない者が、抹茶を適当にかき回し、それらしくお茶を濁らせてその場をごまかすことから出た言葉といわれる。

【出典】

【例文】
・とりあえず今はお茶を濁すしか方法がない。
・難しい質問をされたので、その場はお茶を濁しておいた。
・いい加減なことばかり言って、それでお茶を濁せてるつもりなのか。

【注意】

お茶を濁すの関連語

【類義語】
お茶を濁らす/茶を濁す/上絵に掛ける/目を晦ます/三味線を弾く/小刀細工/幕を切る/臭い物に蓋をする

【対義語】

【英語のことわざ】
・To make shift for the moment.(一時しのぎにその場をごまかす)

【索引語】
濁す

【分類】
行動・動作 > 取り繕う
言葉 > 婉曲な言葉

TOP
テキストのコピーはできません。