落花狼藉
【読み】 | らっかろうぜき |
【意味】 | 落花狼藉とは、花が散り乱れること。転じて、物が散乱しているさま。女性などに乱暴を働くこと。 |
【落花狼藉の解説】
【注釈】 | 『和漢朗詠集』の「落花狼藉たり風狂じて後、啼鳥竜鐘たり雨の打つ時」から。 「落花」とは、花が散って地面に落ちること。 「狼藉」は、狼が草を敷いて寝た跡の意味から、多くのものが秩序なく入り乱れることをいう。 女性に乱暴を働くことの意味では「女性」を「花」に見立てて言う。「狼藉」を女性に乱暴を働くという意味で使うのは、日本独特の使い方。 |
【出典】 | 『和漢朗詠集』 |
【注意】 | 「落花」を「落下」と書くのは誤り。 「狼藉」を「狼籍」と書くのは誤り。 |
【類義】 | 杯盤狼籍/落英繽紛/落花繽紛/乱暴狼藉/狼藉 |
【対義】 | - |
【英語】 | - |
【用例】 | 「いいかげんに部屋を片付けなさい。この部屋はまさに落花狼藉よ」 |
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