竜馬の躓きの解説
【読み方】
りゅうめのつまずき
【意味】
竜馬の躓きとは、すぐれた人物でも、ときには失敗することがあるというたとえ。
【注釈・由来】
「竜馬」とは足の速い名馬のことで、「龍馬」とも書く。
ずば抜けてすぐれた馬でも躓くことはあることから、どんなにすぐれた人でも時には失敗することがあることをいう。
【出典】
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【例文】
まさか彼があんな簡単な漢字を書き間違うだなんて、まさに竜馬の躓きだ。
【注意】
「りゅうまの躓き」や「りょうまの躓き」というのは誤り。
竜馬の躓きの関連語
【類義語】
竜の駒にも蹴躓き/千里の馬も蹴躓く/騏驥にも躓きあり/騏驎の躓き/河童の川流れ/孔子の倒れ/巧者の手から水が漏る/弘法にも筆の誤り/権者にも失念/猿も木から落ちる/釈迦にも経の読み違い/上手の猿が手を焼く/上手の手から水が漏れる/千慮の一失/知者の一失/知者も千慮に一失あり/天狗の飛び損ない/念者の不念/百足のあだ転び/文殊も知恵のこぼれ
【対義語】
愚者にも千慮に一得あり/愚者も一得/千慮の一得
【英語のことわざ】
・A horse may stumble though he has four legs.(四本足の馬も時には転ぶ)