竜頭蛇尾

竜頭蛇尾の解説

【読み方】
りゅうとうだび

【意味】
竜頭蛇尾とは、はじめは勢いが盛んだが、終わりはふるわないこと。

【注釈・由来】
頭は竜のように立派だが、尾は蛇のしっぽのように尻すぼみになることから。
「龍頭蛇尾」と書いたり、「りょうとうだび」といったりもする。

【出典】
『景徳伝灯録』

【例文】
・また途中で飽きたのか。君は何をやっても竜頭蛇尾だから呆れてしまう。
・開幕時の連勝はどこへやら。Aクラスにも入れない竜頭蛇尾の結果に終わった。
・人気俳優を起用したドラマで話題性はあるけど、あの人の脚本では竜頭蛇尾に終わりそうだ。

【注意】

竜頭蛇尾の関連語

【類義語】
虎頭蛇尾/頭でっかち尻つぼみ/尻切れとんぼ熱しやすく冷めやすい

【対義語】
始めは処女の如く後は脱兎の如し/有終完美/有終の美を飾る掉尾を飾る

【英語のことわざ】
・Going up like a rocket and coming down like a stick.(上がるときはロケットのごとく、下がるときは棒のごとし)

【索引語】

【分類】
人生・社会 > 失敗・落ちぶれる
評価・評判 > 不完全
状態・程度 > 最後

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