ルビコン川を渡る

ルビコン川を渡るの解説

【読み方】
ルビコンがわをわたる

【意味】
ルビコン川を渡るとは、ある重大な決断・行動をすることのたとえ。

【注釈・由来】
ルビコン川とは、古代ローマ時代、ガリアとイタリアとの境をなした川。
ルビコン川より内側には軍隊を連れて入ってはいけないとされており、違反すれば反逆者として処罰されたが、ユリウス・カエサルが大軍を引き連れてこの川を渡り、ローマへ向かった。
カエサルが「賽は投げられた」と叫び、元老院令を無視してを渡河したという故事から、もう後戻りはできないという覚悟のもと、重大な決断や行動を起こすことをいう。

【出典】

【例文】
・もう後戻りはできない、ルビコン川を渡る覚悟だ。
・彼にルビコン川を渡る覚悟があるとは思えない。
・ルビコン川を渡る根性もなく、流れ流れて今日まで生きてきた。

【注意】

ルビコン川を渡るの関連語

【類義語】
乾坤一擲/一擲乾坤を賭す/賽は投げられた

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
ルビコン川渡る

【分類】
人生・社会 > 志・決意
評価・評判 > 重大

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