魚は殿様に焼かせよ、餅は乞食に焼かせよ

魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよの解説

【読み方】
さかなはとのさまにやかせよ、もちはこじきにやかせよ

【意味】
魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよとは、魚や餅の上手な焼き方を言ったもの。また、仕事には適不適があるものだから、仕事をさせるときには適任者を選べということ。

【注釈・由来】
魚を焼くときは、何度もひっくり返すと身が崩れるため、弱火でじっくりと焼くのが良く、殿様のようにおっとりした人が適している。
餅を焼くときは、たえずひっくり返して焦げないようにしなければならないため、乞食のようにがつがつした人に焼かせるのが適しているという意味から。

【出典】

【例文】
魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよというから、彼には部署を移動してもらおう。

【注意】

魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよの関連語

【類義語】
餅は乞食に焼かせろ、魚は殿様に焼かせろ/魚は上臈に焼かせよ、餅は下種に焼かせよ/餅は猿に焼かせろ、柿は大名に焼かせろ/餅は大名に焼かせろ、豆は乞食に炒らせろ/金持ちの子には魚を焼かせろ、貧乏人の子には餅を焼かせろ/瓜の皮は大名に剥かせよ、柿の皮は乞食に剥かせよ/適材適所

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
殿様焼くする乞食

【分類】
人間関係 > 人を使う・操る
生活・暮らし > 仕事・商売

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