盛者必衰

【読み】 じょうしゃひっすい
【意味】 盛者必衰とは、この世は無常であるから、栄華を極めている者も必ず衰えるときがくるということ。

【盛者必衰の解説】

【注釈】 『仁王経』の「盛者必衰、実者必虚(盛んな者はやがて衰え、満ちている者はやがてからっぽになる」に基づく。
仏教にある人生観で、この世の無常を表している言葉。
『平家物語』の冒頭にある「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)をあらわす(祇園精舎の鐘の音は「世の中に不変はないと言っているように聞こえる。沙羅双樹の花の色は、盛んな者は必ず衰えることを表している。思い上がった者は長く続かない)」は、あまりにも有名である。
「盛者」は「しょうしゃ」「せいじゃ」とも読む。
平家琵琶(『平家物語』の文章に節をつけて琵琶で伴奏する日本の伝承文化)では「沙羅双樹」を「しゃらそうじゅ」と読むときには「盛者必衰」を「じょうしゃひっすい」と読み、「さらそうじゅ」と読むときには「せいじゃひっすい」と読むとされている。
【出典】 『仁王経』
【注意】 「盛者必衰」を「生者必滅」と混同して「生者必衰」と書くのは誤り。
【類義】 有為転変は世の習い/栄枯盛衰/驕る平家は久しからず/生者必滅/諸行無常/生ある者は必ず死あり/月満つれば則ち虧く/日中すれば昃き、月盈つれば食く/盈つれば虧く/物盛んなれば則ち衰う/羅紈有る者は必ず麻蒯有り
【対義】
【英語】 All that's fair must fade.(美しいものは皆必ず衰える)
【例文】 「20年前に大豪邸を建てたあの社長が、今は家を売り払ってハローワークに通う日々だ。世の中は盛者必衰であることを、感じずにはいられない」

【分類】

週間ランキング

月間ランキング


▲ ページトップ ▲

意味類語辞典語源由来辞典違いがわかる事典なぜなに大事典日本語俗語辞書食品食材栄養事典from Food

Copyright ©2011- 故事ことわざ辞典 All Rights Reserved.
運営 株式会社ルックバイス