尸位素餐

尸位素餐の解説

【読み方】
しいそさん

【意味】
尸位素餐とは、才能も徳もないのに高い地位について、職責も果たさず、無駄に給料をとること。また、そのような人。

【注釈・由来】
「尸位」は、中国で祖先を祭る際、人が仮に神霊の位につくことで、転じて、才能もないのに高位につくことを意味する。
「素餐」とは、食べるばかりで何もしないこと。
漢の成帝に仕えた朱雲の言葉で、『漢書』に「今の朝廷の大臣は、上は主を匡す能わず、下は以て民を益するなく、皆、尸位素餐なり」とあるのに由来する。

【出典】

【例文】
まずは尸位素餐の官僚をどうにかせねばなるまい。

【注意】

尸位素餐の関連語

【類義語】
素餐尸位/尸禄素餐/尸素/尸禄/窃位素餐/伴食宰相/伴食大臣

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
尸位素餐

【分類】
人生・社会 > 成功・出世,政治・支配・権力
評価・評判 > 役に立たない

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