死んで花実が咲くものか

死んで花実が咲くものかの解説

【読み方】
しんではなみがさくものか

【意味】
死んで花実が咲くものかとは、どんな状況にあっても、生きていればこそいつかよいこともめぐってくるものだが、死んでしまえばよいことも起こらない。どんなことがあっても生きていなければならないということ。

【注釈・由来】
「花実が咲くとは、事がうまく運んで良い結果が出るという意味。
枯れて死んだ木に花が咲いたり、実がならないことから。
死を望む者に対して、むだに命を捨てるものじゃないと言い聞かせる言葉。

【出典】

【例文】
死んで花実が咲くものか。死にたいだなんて言うものじゃない。

【注意】
「死んで花見が咲くものか」と書くのは誤り。

死んで花実が咲くものかの関連語

【類義語】
死んで花実は咲かぬ/死んで花実がなるものか/死んで骨は光るまい/死んでは一文にもならぬ/命あっての物種/命あっての事/死ねば死に損、生くれば生き得/人の命は万宝の第一/命に過ぎたる宝なし/死ぬ者貧乏/死んだ者の因果

【対義語】
一番楽は棺の中/死ぬほど楽はない/命は鴻毛より軽し/命より名を惜しむ

【英語のことわざ】
・Death is the end of all.(死はすべての終わり)
・Debt is better than death.(死より借金)

【索引語】
死ぬ花実咲くものか

【分類】
人生・社会 > 生・死

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