親しき仲にも礼儀あり

親しき仲にも礼儀ありの解説

【読み方】
したしきなかにもれいぎあり

【意味】
親しき仲にも礼儀ありとは、どんなに親密な間柄であっても、守るべき礼儀があるということ。

【注釈・由来】
仲が良くとも、度が過ぎて礼を失するようなことがあってはいけないという戒め。
親しいことにより遠慮がなくなっていき、それが不和の元にもなるということ。

【出典】

【例文】
・親しき仲にも礼儀ありで、いくら仲が良くても立ち入ってはいけないこともある。
・親しき仲にも礼儀ありというもので、親しくすることは無礼があっても良いということではない。
・親しき仲にも礼儀ありと言うだろ?適度な距離感を保つことで、長い付き合いができるものだ。

【注意】

親しき仲にも礼儀ありの関連語

【類義語】
親しき仲に礼儀あり/親しき仲に礼あり/近しき仲に礼儀あり/親しき仲に垣をせよ/近しき仲に垣を結え/思う仲には垣をせよ/良い仲には垣をせよ/良い仲も笠を脱げ/近隣は壁を隔つるに如かず、壁を隔つるは門を対するに如かず/心安いは不和の基/親しき仲は遠くなる

【対義語】

【英語のことわざ】
・A hedge between keeps friendship green.(間に垣根があると友情は生き生きと保たれる)
・Love your neighbor, yet pull not down your hedge.(あなたの隣人を愛せよ。しかも生垣を取り払うな)

【索引語】
親しい礼儀ある

【分類】
人間関係 > 友人・仲間・付き合い,師弟・敬服

TOP
テキストのコピーはできません。