玉に瑕

玉に瑕の解説

【読み方】
たまにきず

【意味】
玉に瑕とは、すばらしい人物や物事に、わずかな欠点があることのたとえ。

【注釈・由来】
「玉」は、宝石・宝玉の意味。
美しい宝石に、ほんのわずかなキズがあって惜しいところから。

【出典】
『論衡』

【例文】
彼は公私とも本当にできた人間なのに、酒癖が悪いのが玉に瑕だ。

【注意】
「偶に瑕」と書いたり、まれにという意味で使うのは誤り。
「玉に傷」と書くのは誤り。

玉に瑕の関連語

【類義語】
玉の瑕/白玉の疵/白璧の微瑕/白玉微瑕/白璧微瑕/狐裘羔袖

【対義語】
瑕に玉

【英語のことわざ】
・a fly in the ointment.(軟膏の中の蠅)
・There are spots even on the sun.(太陽にも黒点がある)

【索引語】

【分類】
学問・才能・能力 > 欠点
評価・評判 > 不完全

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