叩けば埃が出る

叩けば埃が出るの解説

【読み方】
たたけばほこりがでる

【意味】
叩けば埃が出るとは、どんなに表面を取り繕っていても、細かく調べていけば、欠点や不正、悪事などが出てくるものだということ。また、どんな人にも欠点や弱点があるものだということ。

【注釈・由来】
目に見えない埃も叩けば出てくるという意味から。

【出典】

【例文】
彼は叩けば埃が出るような人で、悪事の数々が浮き彫りになった。

【注意】
良い点が出てくるの意味で使うのは誤り。
誤用例 「叩けば埃が出るというから、探せば役に立つ面もあるはずだ」

叩けば埃が出るの関連語

【類義語】
叩けば埃が立つ/どんな畳でも叩けば埃が出る/新しい畳でも叩けばごみが出る/垢は擦るほど出る、粗は探すほど出る

【対義語】

【英語のことわざ】
・Every man has his weak side.(人にはそれぞれ弱点がある)
・Many without punishment, but none without fault.(多くの人が罰を受けずにいるが、罪のない人は一人もいない)

【索引語】
叩く出る

【分類】
学問・才能・能力 > 欠点

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