手前味噌

手前味噌の解説

【読み方】
てまえみそ

【意味】
手前味噌とは、身内や自分自身を褒めたり自慢したりすること。

【注釈・由来】
味噌には「趣向をこらした点」「自慢とする点」の意味があることや、各家庭で味噌が作られていた頃には、「手前どもの味噌は」と言って、自家製の味噌を互いに自慢し合ったことから、「手前味噌」というようになった。

【出典】

【例文】
・手前味噌ですが、今回の作品は今までにないものに仕上がっています。
・手前味噌ながら、息子は語学が堪能で五カ国語を話すことができます。
・手前味噌で恐縮ですが、我が社には優秀な人材が揃っています。

【注意】

手前味噌の関連語

【類義語】
自画自賛/饅の鉢の高名/高慢の鼻/手加減の独り舌打ち/しょう事無しの米の飯

【対義語】

【英語のことわざ】
・Every cook commends his own sauce.(料理人なら誰でも、自分で作ったソースを勧める)

【索引語】
手前味噌

【分類】
感情・心理 > 自信

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