月とすっぽん

月とすっぽんの解説

【読み方】
つきとすっぽん

【意味】
月とすっぽんとは、二つのものの違いがあまりに大きすぎて、比較にならないことのたとえ。

【注釈・由来】
月もスッポンも丸い形ではあるが、似ているのは形が丸いことだけで、その差は比較にもならないほど大きいことから。
多くの場合、優れたものと劣ったものを比較するときに使う。
「すっぽん」は、漢字で「鼈」と書く。
江戸いろはかるた』の一つ。

【出典】

【例文】
・価格は同じ商品でも、性能は月とすっぽんだった。
・両者は月とすっぽんほど違いますから、比較するのも失礼な話です。
・僕と兄とを比べたら、月とすっぽんだよ。兄は勉強もできたし、スポーツも万能で、人付き合いにも長けている。

【注意】

月とすっぽんの関連語

【類義語】
月鼈/すっぽんと月/お月様とすっぽん/すっぽんとお月様/天道様とすっぽんほど違う/亀の甲と天道様/鍋蓋とすっぽん/お月様と鍋蓋/団亀にお月様/雲壌月鼈/雲泥の差/霄壌の差/天と地/丸に小判/伽羅と薩摩芋/ビードロと蒟蒻玉/松蔭の楢の木/雪と墨/鷺と烏/駿河の富士と一里塚提灯に釣鐘下駄と焼き味噌/薬缶と竿竹/鯨と鰯/箸に虹梁

【対義語】

【英語のことわざ】
・As burr around the moon bodes wind and rain.(白墨とチーズの如し)

【索引語】
すっぽん

【分類】
状態・程度 > 掛け離れた

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