馬を牛と言う
【読み】 | うまをうしという |
【意味】 | 馬を牛と言うとは、権力などを利用して、自分の主張を無理に押し通すことのたとえ。また、人の心の中を推測することのたとえ。 |
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【馬を牛と言うの解説】
【注釈】 | 馬と牛は明らかに違うものであるのに、馬を牛だと言い切って、自分の主張を無理やり押し通すことから。 心中を察する意味は、孔子が弟子たちと歩いていたときに垣根から馬が頭を出し、孔子はそれを「牛だ」と言ったところ、弟子の顔回は誰よりも早く「午(十二支のうま)の字は、頭を出すと牛になる」と悟ったという『雑話集』の話から。 |
【出典】 | - |
【注意】 | - |
【類義】 | 鷺を烏と言いくるめる/鹿を指して馬と為す/白を黒という/雪を墨 |
【対義】 | - |
【英語】 | - |
【例文】 | 「彼は絶対に自分の非を認めないだろう。馬を牛と言うような人なのだから」 |
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