やはり野に置け蓮華草

やはり野に置け蓮華草の解説

【読み方】
やはりのにおけれんげそう

【意味】
やはり野に置け蓮華草とは、そのもののふさわしい環境に置くのがよいというたとえ。

【注釈・由来】
蓮華草は野に咲くから美しく見えるのであって、それを摘んできて家の中に飾っても調和せず、美しく見えないことから。
播磨(現在の兵庫県)の滝野瓢水という俳人が、遊女を身うけしようとした友人をいさめた句「手に取るなやはり野に置け蓮華草」に由来する。
この句は、自然の中で咲く蓮華草が美しいのと同じように、遊女は色町にいてこそ美しく見えるという意味。

【出典】

【例文】
やはり野に置け蓮華草で、金になるからといって無理をして違う業種に手を出してみても、まったく自分の能力が発揮できなかった。

【注意】

やはり野に置け蓮華草の関連語

【類義語】
手に取るなやはり野に置け蓮華草

【対義語】

【英語のことわざ】

【索引語】
やはり置く蓮華草

【分類】
評価・評判 > ちょうどよい

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