柳の下の泥鰌

柳の下の泥鰌の解説

【読み方】
やなぎのしたのどじょう

【意味】
柳の下の泥鰌とは、一度うまくいったからといって、いつもうまくいくものではないというたとえ。

【注釈・由来】
一度柳の木の下でどじょうを捕まえたからといって、いつも柳の木の下にどじょうがいるとは限らない。たまたま幸運なことがあったからといって、いつも同じようにそれを得られるわけではないということ。

【出典】

【例文】
・万馬券を当てたからといって、また万馬券が当たると思って買い続けるのは危険だよ。柳の下の泥鰌というものだ。
・柳の下の泥鰌の番組作りばかりしているから、テレビ離れが進むんだ。
・偶然か何かの因果関係があるのか、成功した要因を冷静に判断しないと、柳の下の泥鰌になってしまう。

【注意】

柳の下の泥鰌の関連語

【類義語】
柳の下にいつも泥鰌はいないいつも柳の下に泥鰌はおらぬ/二匹目の泥鰌を狙う/株を守りて兎を待つ/来るたびに買い餅/朔日毎に餅は食えぬ

【対義語】
二度あることは三度ある一度あることは二度ある

【英語のことわざ】
・There are no birds of this year in last year’s nests.(去年の巣に今年の鳥はいない)
・A fox is not taken twice in the same snare.(狐は二度と同じ罠にはかからない)

【索引語】
泥鰌

【分類】
人生・社会 > 失敗・落ちぶれる,幸運・吉事
感情・心理 > 期待

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